花蓮( カレン ) 栞歌詞
1.栞

作詞:及川眠子
作曲:都志見隆

夕陽に染まる校庭
夢を語りあった日の
えがく未来に
いま私 たたずんでいる

卒業してからあなたと
離れてしまったけど

青春の頁(ペイジ)
栞(しおり)はさむように
つらいとき 泣きたいとき
心が振り返る

街の暮らしに疲れた
私が鏡に映る
どうか叱って
投げやりになるなと言って

あなたにいつか会えたとき
微笑(わら)っていられるように

大切な頁
栞はさんだまま
今日をまためくってゆく
思い出抱きしめて

二度とは戻ることのない
何より愛しい日々

青春の頁
栞はさむように
つらいとき 泣きたいとき
心が振り返る
あなたを振り返る


2.愛が少しだけ

作詞:及川眠子
作曲:都志見隆

元気でいるかと尋ねた表情(かお)に
愛が少しだけ残っていたね
何にも言えずにただうなずいた
ざわめきに肩を押されながら

時間の波に洗われ
憎しみももう 姿消したけど

あの頃の愛を 憶えてますか
あの頃の涙 許してますか
一度好きになった人のことは
全部きらいになれないよね

どうしているのと微笑みかえす
夢を少しだけ叶えたんだね
何度も抱かれたその胸元に
いまはネクタイがとても似合う

遠くなってくあなたに
また会おうねと 嘘で見送った

あの頃の愛を 探してますか
あの頃の涙 悔やんでますか
思い出したくないぬくもりほど
全部忘れてしまえなくて

あの頃の愛を 憶えてますか
あの頃の涙 許してますか
一度好きになった人のことは
全部きらいになれないよね
全部きらいになれないよね